ジェクスヴァルが「日経新聞」の科学欄で紹介
株式会社ジェクスヴァル
2019年4月22日
ジェクスヴァルが「日経新聞」の科学欄で紹介されました
ジェクスヴァルの取り組みが、4月22日付けの日本経済新聞、朝刊の科学技術欄に掲載された記事「隠れた薬効 AIが発見」でとりあげられました。
この記事は、「ドラッグリポジショニング」という創薬研究手法の最新の動向を特集したものです。産学のさまざまな創薬研究の中で、実用化を目指した事例として、ジェクスヴァルの設立の経緯、パイプライン、事業計画が紹介されました。
ジェクスヴァルは、製薬企業でAI (Artificial Intelligence:人工知能) を活用して行った「ドラッグリポジショニング研究」によって見いだされた開発候補品を、あらたに希少疾患治療薬として開発することを目指しています。
「最近ますます創薬研究が興味深いのは、新しいお薬を発見するのに、昔に比べて、多種多様なアプローチがとられるようになったという点です。」
「通常、ある病気のための薬を見つける研究には膨大なお金と時間がかかります。ドラッグリポジショニング研究1)、あるいはドラッグリパーパシング研究2)は、スマートに、またコストをかけずに迅速に創薬研究を行うことで、お薬を作る難しさを乗り越えようとするものです。私たちは、こうしたアプローチこそが、希少疾患の患者さんにお薬を届けることができる、大きな可能性を持った最適の方法であると信じて、チームで取り組んでいます」と、ジェクスヴァル創業者で代表取締役社長の加藤珠蘭は述べています。
1)ドラッグリポジショニング (Drug Repositioning) 研究: ある用途のお薬、もしくはお薬の候補化合物を、もととは異なる用途のお薬として位置づけ直して、新しい治療方法の可能性を探すこと。ドラッグリパーパシングと同義で用いられることが多い。
2)ドラッグリパーパシング (Drug Repurposing) 研究: ある用途のお薬、もしくはお薬の候補化合物の新しい用途を見つけて、新しい治療方法の可能性を探すこと。ドラッグリポジショニングと同義で用いられることが多い。
日本経済新聞の記事へはこちらからhttps://www.nikkei.com/article/DGXMZO43945490Z10C19A4TJM000/