チーム
リーダーシップ・メンバー
リーダーシップ

加藤珠蘭 理学博⼠ (PhD)
代表取締役 創業者
東京工業大学(現Institute of Science Tokyo)大学院博士課程修了。在学中、私立大学非常勤助手を務めた後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で、ポストドクトラルフェローとしてがん分子標的薬の研究に従事。米国最大のがん研究の学会AACR (American Association for Cancer Research) において、有望な若手女性研究者賞を受賞。
帰国後、武田薬品工業(株)に入社し、がんの創薬やドラッグリポジショニング研究で研究所長賞など受賞。マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院でのR&D部門エクゼクティブトレーニングにおいて、独立行政法人国際協力機構(JICA)との産官連携による開発途上国の「医薬品アクセス」問題解決に向けたプロジェクトを企画立案。この経験から産官連携の可能性を確信し、難治・希少疾患の「医薬品アクセス」問題に取り組むため、2018年、グローバル大手製薬企業から臨床開発候補化合物のライセンス提供を受けて、ジェクスヴァルを創業。
大学・大学院での講義から、学術学会、知財戦略専門家の国際会議LESI(Licensing Executives Society International年会)まで、幅広い場でモデレータを含めた招待講演実績を持つ。
オフでは、温泉旅行と空手(国際松濤館)をこよなく愛し、区の空手道大会では銅メダル受賞歴も。道場訓「努力の精神を養うこと」の精神のもと、アカデミアの道も、事業も、空手も、全てにベストを尽くす。
これまでの講演へのリンク:
- 岡田武史×加藤珠蘭|独自のアプローチで課題解決に取り組み、広げていく。新たな道を切り拓く経営者に求められる意志と行動とは<FUTURE meets FUTURE #4>
Forbes Japan 2022.5.27
https://youtu.be/E3i8KKKVW4U?si=lVB9C1JL0nhmOppB
https://forbesjapan.com/articles/detail/47269
- イベントレポート VCと語ろうシリーズ vol.3「オーストラリア治験のリアル~我が国バイオベンチャーの進出の取り組み」
LINK-J 2022.12.19
https://www.link-j.org/report/post-5483.html
- Purposed to Repurpose®〜希少疾患にお薬を〜
プレイヤーの「融合」によるイノベーション
CHUGAI INNOVATION DAY 2023開催レポート
中外製薬 2023.11.21
https://www.chugai-pharm.co.jp/profile/digital/news/20231121120000.html

清田圭一 経営学修士(MBA)
取締役 チーフファイナンシャルオフィサー(CFO)
2022年よりエグゼクティブアドバイザーとしてジェクスヴァルに参画し、2024年より現職。
明治大学農学部在学中、バックパッカーとしてアジアを巡ったほか、学園祭の実行委員長を務める。また、全国規模の東西学生ディベートコンテストで優勝するなど、積極的な行動力と幅広い見聞を培う。大学卒業後、サンド薬品(社)(現ノバルティス ファーマ(株))の医薬情報担当者(MR: Medical Representative)として7営業期連続で目標を達成し、優秀MR賞を獲得。その後、バイオテック業界に転身後し、バイオベンチャーを起業するなど、25年にわたり独自のキャリアを築く。
特筆すべき実績として、世界的金融危機の影響が残る2011年に、国内バイオベンチャーのCFOとして東証グロース(当時マザーズ)への新規株式公開(IPO)を実現。その後も複数のバイオテックの経営に参画し、内部統制の確立、実務のほか、大型資金調達、大手製薬企業とのアライアンス契約締結、M&Aなどを手掛ける。
オフでは、30年以上にわたり、75基の水槽で熱帯魚の品種改良に取り組んだコンテスターとしての顔を持つ。植物病理を大学で選考した清田氏は、最近ではローズガーデンと、観葉植物の栽培育種に情熱を注ぎ、専門家顔負けの腕前を誇る。仕事でもプライベートでも、一度没頭すると極めるまで諦めない探究心の持ち主である。

平嶋伸章
取締役 チーフビジネスオフィサー (CBO)
2021年よりジェクスヴァルに参画し、経営企画、事業開発をリード。
九州大学大学院農学研究科修了後、(株)資生堂、住商ファーマインターナショナル(株)、日本たばこ産業(株)ほか外資系製薬企業などで非臨床研究、臨床開発および事業開発に従事、約30年にわたるキャリアの中で新薬5製品の上市に貢献してきた。バイオテックの事業開発支援や、新規事業の開発、M&Aなどをリードするとともに、上場バイオテック関連子会社の代表取締役も務めた。こうした知見を活かして業界の若手勉強会を主催するなど、バイオ業界全体の発展にも尽力している。
プロフェッショナルとしての緻密さと探究心は、30年来のキャンプ歴にも表れている。週末には自然で肌触りの良い空気感を求めて、富士山麓や湖畔でキャンプに向かう。こだわりのゼインアーツのギアを丁寧に設営し、快適な空間を演出しつつ、IPAを片手に料理にいそしむ。夕暮れ時、焚き火の香りへの期待に胸を躍らせながら、満天の星空の下で読書に没頭する。自然と文学が織りなす至福のひとときを過ごす。
医薬品開発でもアウトドアでも、細部へのこだわりと大きな構想を両立させる姿勢を貫いている。

嶋⽥康平(PhD) 農学博⼠
取締役 チーフサイエンティフィックオフィサー(CSO)
ジェクスヴァルには2022年より参画。
東京大学卒業、同大学院修士課程修了後、旧三共(株)(現 第一三共(株))に入社。在職中に同大学院より博士号を取得。30年以上にわたり、骨・関節領域、炎症・免疫・線維症領域、細胞治療など幅広い領域の薬理研究や、医薬品候補の探索研究に従事。米国City of Hope National Medical Centerにおいては客員研究員として研究に従事。その後オープンイノベーションの推進をリードし、社外との共同研究の推進に貢献。
ジェクスヴァルでは、海外の学術・医療機関の研究者や患者団体とともに、アンメットメディカルニーズの解決に向けた創薬研究を推進している。
週末は高校、大学時代の旧友と全国各地のゴルフコースを巡り、ラウンドを楽しむ。ボビー・ジョーンズの名言「人生での価値はどれほどの財産を得たかではない。何人のゴルフ仲間を得たかである。」に感銘を受け、プレーを楽しむとともに旧友との親交を大切にしている。この「人とのつながり」を重視する姿勢は研究活動にも活かされており、周囲の意見を拾い集め耳を傾け、多様な視点を新しい発想につなげることを大切にしている。

伊藤信雄 経営学修士(MBA)
社外取締役
テンキューブ(株)代表取締役
(社) ⽇本証券アナリスト協会会員(CMA)
慶應義塾大学経済学部卒業、一橋大学国際企業戦略研究科修了。30年以上にわたり、上場企業役員やスタートアップ企業・投資ファンド等において、資金調達から投資・M&Aまで幅広くファイナンス関連業務に注力している。日本銀行、イーバンク銀行㈱(現 楽天銀行㈱))経営企画部長、ミナトホールディングス㈱(東証スタンダード上場)取締役執行役員財務・経営企画部門長等を経て現在に至る。
ジェクスヴァルには、2020年よりシニアアドバイザー(ファイナンス)として参画し、2021年に当社社外取締役に就任。

篠崎幹彦 農学博士(PhD)
社外取締役
三菱UFJキャピタル(株)ライフサイエンス部 副部長
2018年からの同社役員派遣枠を引き継ぎ、2024年より当社社外取締役に就任。

⾦ 閏美
社外取締役
YK Venture Partners Co., Ltd. (ソウル、韓国) 代表取締役
2021年より当社社外取締役に就任。

清田晃央 学術博士(PhD)
社外取締役
アクシル・キャピタル・アドバイザーズ(株)プリンシパル
2023年より当社社外取締役に就任。

⼩林克⾏ 公認会計⼠(CPA)、税理⼠
会計参与
あかりパートナーズ(株) 代表取締役
ジェクスヴァルには、2019年より参画。
メンバー

中山裕介 博士(生物科学、PhD)、工学修士(MEng)
チーフテクノロジーオフィサー(CTO)
ジェクスヴァルには2024年より参画。
名古屋大学大学院で工学修士、筑波大学大学院で博士号(生物科学)を取得。武田薬品工業(株)および小野薬品工業(株)での20年以上におよぶキャリアで、標的探索、トランスレーショナルリサーチからドラッグリパーパシングまで、幅広い創薬イノベーションを牽引。生物科学と工学の両分野におけるバックグラウンドを活かしたファーマコインフォマティクスの専門性を基盤に、ジェクスヴァルではAI創薬の新境地を開拓している。
武田薬品工業(株)在籍時には、代表取締役の加藤とともに医薬品候補化合物のプロファイリングツールの開発で研究所長賞を受賞。両者の異なる視点を融合させた創薬研究の実績とAI活用のノウハウを、当社の創薬プラットフォーム開発に活かし創薬のパラダイムシフトを加速させている。
趣味は将棋と猫。息子との対局で勝てなくなり、自宅PCに最新将棋AIを実装して研鑽中。日曜は愛猫を膝にのせてTV将棋観戦を楽しむ。

⼩島まみ
リサーチフェロー
共同創業者
2018年、GEXValを共同創業。チーフナレッジオフィサー(CKO)を2期にわたって務めあげ、2022年より現職。
循環器系疾患の非臨床薬理エキスパート。前職、武田薬品工業(株)での35年以上に及ぶキャリアでは、心血管疾患領域の非臨床研究に従事。また、降圧剤(歴代3製品)の活性を見いだした功績により、武田薬品工業社長表彰、タケダグローバルアワードほか授賞歴多数。
ジェクスヴァルでは治験開始パッケージ準備のほか、医薬品候補物質の差別化戦略、知財戦略を担当し、循環器系プロジェクトの特許のグローバル知財の権利化などにも貢献してきた。
学生時代はテニス部に所属していたが、怪我のため競技への参加は断念。それでもスポーツへの情熱は変わらず、リハビリを兼ねてマッキンリーを訪れた際には、スキーを装着した小型機で氷河上に着陸するという貴重な体験をした。雄大な氷河に圧倒され、自然の壮大さを肌で感じたことをきっかけに、アウトドアへの関心が高まる。これまで訪れた中で最も標高が高い場所は、ヒマラヤ!現在は、同郷である大谷選手の野球に熱狂中。

有⾺隆 薬学博⼠(PhD) 薬剤師(RPh) 内部監査⼠ (QIA)
臨床開発ユニット ユニット⻑
2021年よりジェクスヴァルに参画。
北海道大学大学院修了。これまで、大鵬薬品工業(株)で、中枢疾患の創薬研究企画に従事した後、研究戦略業務に携わる。その後、開発部門に転向し、海外初期臨床開発のエキスパートとして貢献。Taiho Pharma USA Inc.では、抗がん薬の海外臨床開発チームを統括。帰国後、製品戦部、GCMOオフィスで、プロダクトマネジメント、ポートフォリオマネジメント、ベンチャーマネジメントに従事。R&D部門からコーポレートレベルの監査業務に従事したほか、国内製薬出向時代はIR業務にも従事。最近では創薬ベンチャーにて、Vice Presidentとして抗がん薬の国内臨床開発に貢献。学術論文は20報以上、学会発表多数。
ジェクスヴァルでは、アジア太平洋地域、欧州ほか、世界中から参加するマルチディシプリナリーなグローバルチームをリードし、着実に成果を上げている。多様な意見の調整と意思決定において、細部まで諦めない粘り強さと推進力を発揮。現場主義を貫き、確かなロードマップを描きながら、チームを成功に導く。
若い頃バイクで各地を走り回っていた彼は、仕事ではグローバルに活動し、今ではミリオンマイルトラベラー。ガーデニングが趣味で、庭で野菜や花を育てることを愉しみ、その様子を写真に収めることも好きだ。一年草を多年草として育種する試みに加え、自ら育てた野菜で手作りの漬物を作るのを楽しんでいる。

内藤貴⼦ 薬剤師
臨床開発ユニット ディレクター
共同創業者
2018年、GEXValを共同創業。
ジェクスヴァルでは、基盤研究、治験開始パッケージの準備、知財戦略、外部連携など多岐にわたる業務を牽引。臨床開発においては、トランスレーショナルリサーチを担当し、海外の研究者や患者団体との深い対話を通じて医療ニーズを理解し、新たな治療法の実現に向けて歩みを進めている。
前職の武田薬品工業(株)では、キャリアを通じて上市品1製品を含む複数の開発候補品の各国での治験届に貢献。感染症、炎症免疫関連疾患、骨関節疾患、線維症など幅広い疾患領域を対象に、ウェットバイオロジー、バイオインフォマティクス研究、ドラッグリパーパシング研究など、多彩な研究手法を駆使して創薬プロジェクトの推進に貢献した。社内グラントを獲得して希少疾患研究の戦略策定にも積極的に取り組んだことも。また、複数の特許発明の発明者としても名を連ねている。
新しいものを探求する好奇心が旺盛で、海外の料理や季節感あふれる菓子作りにも挑戦。時々オフィスに差し入れてくれる手作りのお菓子は、いつも社員たちに大好評。ハイキングや旅行を通じて訪れた先々の景色や地元の美味しいものとの出会いを楽しんでいる。湘南iParkのサークルで熱心にヨガを続けて10年以上。日々健やかに過ごすことを大切に、そして、仕事においても変化をチャンスと捉え、新しいことに前向きに取り組むよう心がけている。

岸本幸四朗 薬剤師
臨床開発ユニット ディレクター
2024年よりジェクスヴァルに参画。
京都大学大学院修了後、大正製薬(株)や日本セルヴィエ(株)などの会社にて、15年以上臨床開発業務に従事。慢性疾患治療薬から抗がん剤、再生医療等製品まで、幅広い領域の医薬品開発を手がけてきた。
現在、グローバルクリニカルオペレーションを担当し、海外のステークホルダーとの緊密なコミュニケーションを通じて、臨床開発を推進している。
甘いものと旅行を愛する探究心旺盛な性格で、出張先でもその土地ならではの美味しいデザートを見つけては、その味わいを楽しむ。大の旅行好きで、毎週のように新たな場所を訪れ、その土地ならではの新しい発見に心躍らせている。東京オリンピックでは柔道観戦のチケットを獲得するも感染症対策の無観客試合になったためライブ観戦が叶わず、今度こそとパリオリンピックの観戦チケットを見事に射止めて現地観戦を実現。この諦めない行動力は、臨床開発の困難な局面でも活かされている。

杉﨑敦史 公認会計士
コーポレートオフィス長
2024年より、ジェクスヴァルに参画し、コーポレート部門をリード。
監査法人で公認会計士としてのキャリアをスタート。
(株)ブリヂストンの財務部門において為替リスク管理や資金調達などのトレジャリー業務に従事。その後、バイオテックおよびSaaSベンチャー企業のコーポレート部門にて、IPO準備から経営企画、財務・経理、人事労務・総務までコーポレート機能全般に精通。
湘南育ちならではの大のアウトドア好きで、大学時代は無人島サークルに所属。休日は家族とともにサッカーなど、アウトドアスポーツを楽しんでいる。

近藤悠⼦
コーポレートオフィス アソシエイトディレクター
エクゼクティブセクレタリー 兼務
2021年よりジェクスヴァルに参画。
コンサルティング会社での海外メーカー管理業務を経て、外資系飲料メーカーの日本法人立ち上げに従事。日本法人において、製造から物流まで、バリューチェーン全体を通じた業務をリード。後にテック系ベンチャー企業にてエクゼクティブセクレタリーとして、ベンチャー管理業務に従事。
これまでに世界50カ国以上を旅してきた経験を持つ。その土地の空気を肌で感じながら、気の向くままに進む旅のスタイル。その中で培われた異文化への深い理解と、言語や文化が持つ独特の性格や気質を捉える感性を身につける。 この先どれだけの国々を巡るのか、本人も知らない。その行動力と交渉力は、多様な課題に柔軟に対応が求められるベンチャーのコーポレートオフィスの業務において、大きな強みとなっている。